「房総・館山」旅行記(2017.6)
仕事の休みに、1泊2日で房総・館山旅行に出かけてきました。
以前館山を訪れたときは、房総らしく海メインに車を走らせましましたが、今回は山側から走り、今となっては知られてきたけど、こんな場所があったんだ的なスポットを、APS-Cカメラ撮り納め第2段を兼ねて旅してきました。
1日目(土)
首都高〜アクアライン〜館山自動車道を走り君津インターチェンジへ。
一般道を走ってすぐのコンビニでホットスナックとカウンターコーヒーのランチ。カメラ購入を控えていたのでプチ節約です。
まずはじめに立ち寄ったのは、最近雑誌の表紙などに使われている濃溝の滝です。臨時駐車場が設けられていました。立ち寄る人が多くなっているみたいですね。
雑誌のような光景を見るには、何度も足を運んで、季節、時間帯、天候、前日までの雨量など条件が合わないと難しいなというのが感想です。また、人が多く足場が良くないので注意が必要です。
次に立ち寄ったのは、大山千枚田です。ここも都心から一番近い棚田ということで、混雑はしていませんでしたが入れ代わり立ち代わり訪れる人がいました。
水田は私有地なので、歩道や駐車場から写真を撮りました。
少し幹線道路から外れただけですが、里山の雰囲気があります。千葉らしくない千葉を感じることができました。季節ごとの表情の違いを見に、また訪れたいと思いました。
大山千枚田をあとにして宿にへ。宿泊したのは休暇村館山です。以前は冬に滞在し、今回で2回めの宿泊です。
以前は洋室、今回予約した部屋は和洋室です。広い部屋で、天井も高く開放感がありました。
一息ついてから、シーズン前の静かな海辺を缶ビール片手に散歩しました。地元の子供たちが釣りに来ていて、のんびりとした雰囲気でした。
部屋に戻る途中、館内で珊瑚や貝の標本?を見たり、売店を見たりしました。館山が珊瑚の生息地としては最北端のようです。売店には房総らしいお土産が並んでいました。
そして温泉へ。冷泉を加温したものですが、注がれる量は思っていた以上にありました。千葉は、一部を除いて泉質も平凡で湯量も少ないイメージでいましたが、湯はヌルっとした感じです。露天風呂は潮香る海風が心地よかったです。
ロビーや部屋、大浴場からは、東京湾を行き来する大きな船や羽田空港に降下を始めている飛行機、天候が良ければ対岸の川崎や富士山まで眺望を楽しめます。
そして夕食は、水揚げ直送黒潮バイキング!
地産の食材がたくさん並び、その中でも刺身、寿司、貝の酒蒸、オープンキッチンで調理された熱々の焼き魚、天ぷらなど、海の幸は特に美味しかったです。
孫茶という郷土料理もいただきました。だし茶漬けのようなもので、これも美味しかったです。千葉や静岡の郷土料理だそうです。
デザートまで食べ、ゆっくり食事できて大変満足でした。
しばらく部屋で休んで、寝際に温泉へ。点々した船の明かりを眺めながら露天風呂に浸かり、1日目は休みました。
2日目(日)
朝早く起きて温泉へ!曇っていましたが海を眺めて浸かる温泉は気持ち良い。
そして朝食へ。朝食もバイキングです。オープンキッチンでは干物が焼かれ、焼きたてのパンが並び、和食も洋食も美味しくいただきました。
レストランからも海を眺められるので、食後もコーヒーを飲みながらゆっくり過ごしました。
チェックアウトして館山の海岸沿いを走り、まずはじめに立ち寄ったのは大福寺 崖観音です。間近で見上げると迫力があります。
観音様にお参りして、振り返ると眼下に港町・漁港があり、そして海を見渡せます。
次に向かったのは、灯籠坂大師切通しトンネルです。
目立たないところにあり、ひと気もなくひっそりとしていて、トンネルを抜けると何があるのだろうと思せる雰囲気です。
この灯籠坂大師切通しトンネル、写真では判りにくいですが、結構な高さがあります。とても神秘的なスポットでした。
車での移動中、土砂降りの雨に遭遇しましたが、各ポイントでは降られること無く、ゆっくり見学できました。帰りも館山自動車道〜首都高を走り、旅の終了です。
今回も事故やトラブル無く楽しい旅になりました。
以上、房総・館山旅行の記録でした。